大日堂舞楽

大日堂舞楽を観賞させて頂きました。

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前記事、岳神楽舞初めと日は前後しますが、秋田県鹿角市の大日霊貴神社(オオヒルメムチジンジャ、通称大日堂)では、毎年大日堂舞楽が奉納されます。
こちらも2009年にユネスコ無形文化遺産に登録され、早池峰神楽と同様に10周年となります。

歴史は非常に古く、養老二年(西暦718年)に元正天皇の勅命により、都から名僧行基が遣わされ、大日堂が再建された際の落慶の式礼での舞楽が起源とされている。鹿角の四集落から集い奉納されるとのこと。

事前にネットで時間を調べると、8:00-11:30の開催とのこと。逆算して暗い内に家を出て鹿角に向かう。高速道路の利用も考えていたのですが、今年は下道も道路状況がよく雪は少なかったので、日の出と共に景色を楽しみながら道なりに進み到着。地元も寒いのですが、現地はやはり寒いです。


覆堂となった神楽殿にて行われるのですが、屋根・壁こそついているのだけれど、気温はほぼ外気温と変わらず。
また屋根・壁があるからこそ、中は暗いのです。しまった、今回もスピードライトを忘れてきた。かくなる上はISOを上げて頑張ろう。なんだか毎回同じような事を言っているな。
そしてここは場所取りが難しい。奉納の方々の動線とお参りの方々の動線、そして観客の空間が重なり合っているので、結構場所を変え変え楽しむ事になります。それでは写真を出していきましょう。


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権現舞
この権現さまの髪のもしゃもしゃがあまり見ないかも。

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駒舞
全国の駒踊りの原型ともいわれている古い型のようです。


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鳥遍舞


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五大尊舞
大日堂舞楽というとこの五大尊舞の写真が有名ですね。だんぶり長者夫婦と四人の家臣の舞ともされているそうです。
そうそう、鹿角はだんぶり長者の伝説の発祥地なのです。


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工巧舞


と、写真の仕上がりや離脱時間の関係で全てを載せる訳にはいかなかったのですが、雰囲気は伝わるでしょうかね、どうでしょう?
もちろん動画も貼っておきます。




あ、そうそう、折角ですので過去記事もリンクを貼っておきましょう
2017年の大日堂舞楽記事
2016年の大日堂舞楽記事

それでは、また!

この記事へのコメント

やすお
2020年01月14日 08:54
おはようございます~
ヒトも権現様どお揃いのもじゃもじゃつけるんだ!!
もともとこんだんだがさ、布切れば奉納されだったのがどーにがこーにがしてこうなったんだがさ、気になるじゃ~。
どーなのよ
2020年01月18日 12:11
まいどー
確かに、人もつけているところと、そもそもの素材感が、どっちも不思議というかあまり見ない感じだよね。
お互い機会があったら、どこかで誰かに聞いてみよう!